崩れたのは、制球ではなかった。

一球の乱れ、
一つの拒絶、
そして越えてはいけない一線。

その瞬間、
才能は信頼を守れなかった。

マウンドでの動揺は、
やがてベンチ、そしてチーム全体へと波及する。

怒りではなく、
失望が支配した夜。

問われているのは実力ではない。
――「プロとして立つ資格」そのものだ。

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